← トップへ戻る

人工股関節置換術後(THA後)の自宅リハビリ運動

じんこうこかんせつちかんじゅつご

変形性股関節症などで損傷した股関節を人工関節に置換した後の状態。脱臼を避ける動作習慣が鍵。

変形性股関節症や大腿骨頚部骨折などで損傷した股関節を人工関節に置き換える手術後の状態です。術後は殿筋の筋力回復と、脱臼を避けた安全な動作の再学習が中心。手術アプローチ(後方/前方)により禁忌肢位が異なるため、必ず術式を確認してから運動を行います。Di Monaco 2013 SR・Husby 2010 RCTでも早期からの段階的運動の有効性が示されています。

運動メニュー(4種)

足関節ポンピング・足趾運動

臥位/座位・各20回×3セット

下肢の血流促進、DVT予防。術後早期から安全に実施可能な基本運動。

殿筋セッティング

臥位・5秒×10回・1日2〜3回

殿筋群(大殿筋・中殿筋)の活動再学習。立位・歩行の安定性向上に有用。

仰向けでの股関節外転

臥位・10回×2セット

中殿筋を強化し、歩行時の骨盤の安定(トレンデレンブルグ徴候の予防)。脚はクロスさせない。

椅子座位での膝伸ばし+立ち座り

座位→立位・各10回×2セット

大腿四頭筋の強化、起立・着座の機能再獲得。高めの椅子で股関節を90度以上曲げない。

各運動の詳しいやり方・注意事項は、トップページから確認できます。

→ 詳しい運動メニューを見る

🛒 PT Keisukeのおすすめ器具

人工股関節置換術後(THA後)のセルフケアに役立つ器具を、訪問リハ10年の経験からピックアップしました。

🧦
ソックスエイド(靴下着脱補助具)
約1,500〜3,000円

THA後の脱臼肢位(股関節過度屈曲)を避けながら靴下を着脱できます。術後初期の必需品です。

🦵
股関節サポーター(軟性)
約3,000〜5,000円

術後の股関節周囲の安定感補助に。過度な固定にならないよう軟性タイプを選びましょう。

※当サイトはAmazonアソシエイト・楽天アフィリエイトに参加しています。リンク経由の購入でサイト運営費の一部になりますが、推奨の基準はPT判断のみです。

📚 参考文献・エビデンス

PT
PT Keisuke(理学療法士)が監修
訪問リハビリテーション専門。急性期・回復期・維持期のすべての病期で臨床経験を積み、現在も神奈川県で現役の訪問リハ従事者として活動中。理学療法士(国家資格)。詳細プロフィール →
📅 公開:2025年1月 / 監修:PT Keisuke(理学療法士)