テニス肘・ゴルフ肘(外側上顆炎・内側上顆炎)の自宅リハビリ運動
がいそく・ないそくじょうかえん
肘の外側または内側の腱付着部に生じる過用性の腱障害。離心性運動とストレッチが回復の鍵。
肘の外側(テニス肘=外側上顆炎)または内側(ゴルフ肘=内側上顆炎)の腱付着部に生じる過用性の腱障害です。手首や指を繰り返し使う動作で発症し、物を持つ・タオルを絞る動作で痛みが出ます。完全な安静ではなく、離心性運動(伸ばしながら筋を使う運動)とストレッチを中心とした段階的負荷が回復を促すと、Tyler 2010 RCT・Cullinane 2014 SRで示されています。
運動メニュー(4種)
前腕伸筋群ストレッチ(テニス肘)
立位/座位・30秒×3回・1日2〜3回
外側上顆につく前腕伸筋群の柔軟性回復、付着部の張力軽減。
前腕屈筋群ストレッチ(ゴルフ肘)
立位/座位・30秒×3回・1日2〜3回
内側上顆につく前腕屈筋群の柔軟性回復、付着部の張力軽減。
手首の離心性運動(ダンベル)
座位・15回×3セット・週5日
腱組織の再構築を促す離心性収縮トレーニング。Tyler protocolと同様の機序。
握力訓練(タオル/スポンジ)
座位・5秒×10回×2セット
前腕筋群の機能的な再強化、握る動作への耐性回復。柔らかい素材から段階的に。
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📚 参考文献・エビデンス
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Bisset L et al. Manipulative therapy and exercise for elbow pain: a randomized trial. BMJ. 2006;333(7574):939.
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Stasinopoulos D, Johnson MI. Cyriax physiotherapy for tennis elbow/lateral epicondylitis. Br J Sports Med. 2004;38(6):675-677.
PT
PT Keisuke(理学療法士)が監修
訪問リハビリテーション専門。急性期・回復期・維持期のすべての病期で臨床経験を積み、現在も神奈川県で現役の訪問リハ従事者として活動中。理学療法士(国家資格)。
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📅 公開:2025年1月 / 監修:PT Keisuke(理学療法士)